コトブキヤのフレームアームズ・ガールの迅雷さんですね。

ところでなぜ最初に買ったIndigoバージョンではなく通常版かというと.....
3月に Indigoバージョンとメガミデバイス 朱羅 弓兵を買ったのを日記に書きましたが、その時は塗装は予定してなくてトップコートを吹くだけの予定だったんですよね。
所がネットで素組みを見た所、無機質なガンプラと違って女性キャラなので塗装していないと妙にプラスチック感が強くて棚に飾ってても他の塗装済みフィギュアと並ぶとちょっと虚しい可哀想...と言うしょうもない理由でなんとな〜く塗装をしたくなった訳です。

ただ塗装なんかほとんど20年ぶりで初心者レベルな訳で失敗しそうな感があったんですよね。
3月末頃にネットを見てると4月末に迅雷さんの通常版が再販されるようだったのでそれを練習用として買う事にしたわけですね。
塗る事が決まったので塗料を先に買う事にしたのですが、色を見てたら現在はラッカー系が主流で水性アクリルは主流じゃなくなってたんですよね〜。
ラッカー系?スプレーの塗料?ぐらいの知識の自分は塗った事が無いのでどういう塗料か分からなかったので迅雷さんは無難な水性アクリルで、朱羅 弓兵はラッカーで塗る事にした訳です。
ただ可動フィギュアと言う事で肌のみどちらも塗膜が強いらしいラッカーにしてますね。
しばらくして塗料が届いたので初めてラッカー塗料という物を試しにいらないフィギュアに塗ってみました。
びっくりしましたね...その乾燥の速さに。

塗ってから数分ですでに指で触っても指に塗料が付かないと言うのは。
水性アクリルなら数時間はかかるからね〜。
しかもそれでいて指でこすっても塗料がなかなか剥げない!あ〜これは主流になる訳だと思いましたね。
ちなみに臭いは結構ありますけど自分はあまり鼻が良くないのでほとんど気にならなかった。
で塗ってたのですが、一つ大きな問題に気付く。
それは筆で塗料を均一に塗る事が出来無いと言うこと。
如何に綺麗に塗ってもどうしても筆のムラってのはできてしまうんですよね。

女性フィギュアは肌が命!な訳でムラがあると見た目が悪い...。
ん〜どうしようかな〜と悩んでたのですが、それならエアブラシでも買ってみるかと思い立った訳です。
でもエアブラシはセットで軽く数万....3月は支出が多くて月の予算をかなり超えてて財布にきついな〜と。
それならと言う事でアマゾンで評判のそれほど悪くない中華製のやす〜い5000円台のエアブラシを買う事にした訳です。
4月中ごろに買って届いたので少し練習してたのですが....はっきり言ってエアブラシは非常に難しいと感じましたね。

いらないガンプラのパーツに練習してたのですが、何度吹いても同じように吹けない....。
塗膜がぼってりしたりザラザラになったりなかなか理想的な塗装が出来なかったんですよね。
コレは買ったの失敗したかな〜と思いましたね。
今までは家に残ってたいらない水性アクリルで塗装してたのですが、次は試しにラッカーを使って塗装してみることにした訳です。
すると今までさっぱり綺麗に塗装出来なかったのが嘘のように塗装出来た訳です。
その理由は塗料の差と希釈率にあったんですよね。
ラッカーの塗料は塗料にもよりますけど2〜3が希釈の範囲率、所が水性アクリルは0.5〜1ぐらいが希釈の範囲率で水性アクリルの希釈は非常にシビア。
練習用なので少しの塗料に大まかな量の溶剤をスポイトで混ぜてたので全く安定しなかったんですよね。
なのでそれ以降は塗料、溶剤とも調色スティックでなるべく均一に入れるようにしたらある程度安定して吹けるようになりましたね。
それでもラッカーに比べると水性アクリルは難しく、後で書きますが他にも色々と問題が発生しましたね....。
さて迅雷さんに戻りますが、4月末に再販を買って作るのはGWの予定だったのですが、酷い歯痛でGW後に作ることになりました。
コトブキヤのプラモ自体は初めてでしたが、大して難しくもなく2日ほどで組み立て終わりましたね。
ガンプラで言えばHGクラスよりちょい上でしょうか、RGよりかは簡単かなと思います。
ちなみに仮組みの写真は撮るのを忘れたというか歯痛で撮る気力もなかった...。

その後しばらくの間合わせ目消しとヤスリ掛けしてますね。
このプラモ足と腕の正面に結構目立つ合わせ目があって合わせ目けしをするかどうか迷ったのですが、塗装に失敗したら色々と修正に困るのでその部分はやりませんでしたね。
で終わってから洗剤に漬けて歯ブラシでやすりがけのクズの掃除をしました。
乾燥中。
人生初のエアブラシ塗装。

初めてなので妙に吹く時緊張しましたね。
ちなみにエアブラシは換気の都合でお風呂場で吹いてたりします。
最初は部屋で吹いてたんだけど、パーツの形によっては恐ろしくミストが飛んで部屋中ミストだらけになったらしい。
塗装ブースとか無駄に高いので買う気にならず、その後は換気の良いお風呂で吹く事にしました。
弱点は風呂なので明かりが暗く、上手く吹けてるのかどうかよく分からない事。
なので小さなパーツなどは部屋で吹いて扇風機で換気してますね。
持ち手はクレオスのネコの手持ち手棒を買いましたが、1セットでは足りないな〜ともう一つほしい感じ。
棒をさしてるのは3月に熱帯魚を買った時の包装の発泡スチロール、多少挿すのに力が要るけど案外使えるらしい。
以前の日記にも載せてましたが、髪の毛の塗装が終わって頭のパーツを組み合わせてみた物。
髪のグラデーションはタミヤのウェザリングマスターHのペールオレンジで付けてますね。
たまたま色が合ったので使ってみたら綺麗に合ったらしい。
まだグラデーションを吹く技術は無いのでちょうど良かった感じ。
顔の頬は同じウェザリングマスターHのピーチで付けてます。
ちなみに困ったのが頬のハイライト。
肌のつや消しはラッカーを吹く予定だったのでハイライトも水性アクリルではなくラッカーで塗り始めたのですが、コレが全く塗れない。

筆に塗料をつけて塗ろうとした時にはもうラッカー塗料が乾いてしまってるんですよね。
なので何度も何度も塗ってようやく色が着いたのですが、その為に色が付いてると言うよりも塗料の塊が付いてるような感じになってしまいましたね。

ちなみにラッカー塗料を塗る時は筆に溶剤を一杯に浸してから塗料を付けて塗るのがいいらしい。
人生初のマスキングテープ。

今まで結構AFVは作ってきましたが、基本筆塗りなのでマスキングテープは使った事がないらしい。
なので初めてだったのですが、このプラモ結構複雑な部分が色分けされていないので非常に苦労した。
普通に問題なくマスキング出来たかな〜と思って吹いてみると結構汚かったりとマスキングはなかなか難しいですね。
変に迷った所。
結構奥深い所に塗り分けがあるので筆で塗るかエアブラシで塗るか迷いましたね。
練習用なのでエアブラシで塗装しましたが、マスキングテープがなかなか綺麗に切れずに塗装部と同じ形にならずに苦労しましたね。
こういうのはどうやったら綺麗に塗れるのだろう....。
このプラモ、パーツの可動部の穴がランナーと同じ大きさの為、ランナーがそのまま刺さるんですよね。
なので持ち手で持つ所がないパーツでもランナーを挿して持てたりして非常に使いやすい。
ついでにこういう部分は塗装したくない部分でもあるので、そういう所は短く切ったランナーを挿して塗装しましたね。
部分的につや消しも吹いてチョコチョコとパーツが完成。
ちなみにこのとき問題が発生する。

それは水性アクリルで塗装した部分には水性のつや消しがほとんど乗らなかったと言う事。

4度ぐらい吹いてようやく半つやぐらいのつや消しになったんですよね。
塗装していない練習用のパーツとラッカーで塗装したパーツに吹くと1度で綺麗に艶が無くなるので水性アクリルの問題だと思う。
希釈率が間違っていないのかと言う事でトップコートも吹いてみたけど同じ症状が出る。

ネットで調べても特に載ってなかったので原因は不明。
ただ水性アクリルの乾燥具合の問題かな〜と。
特に問題無く塗れている様に見えるパーツ。
でも良く見るとパーツの角などに塗料が集中して、凹みなどのディテールがぼってりしてしまってる。
一言で言えば希釈率が少し高かった感じ。
水性アクリルのエアブラシでの綺麗な塗装はある程度経験が必要で、初心者は水性アクリルでの塗装はやらない方が良いと思いましたね。
ラッカーの方が楽で簡単だから水性を使う理由がほとんど無い。
しいて言えば臭いぐらいかなと。
2
お腹の辺りがほとんど色分けがされていないのでチマチママスキング中。
見本を見ると非常に細々した塗り分けが必要で、この部分マスキングするだけでも1時間もかかってしまう。

しかもこのパーツ3色塗り分けるんだけど、一度3色目の塗り分けに失敗して1色目塗装後再度マスキング中の物なんですよね。
実は残り1色の時にほんのちょっとの塗り分けなので筆で塗る事にした訳です。
マスキングをして筆で塗ってはがした所....大失敗!その1
塗料が周りに滲んで修正どころでは無い状態になってしまった。

どうも調べた所マスキングテープでの筆塗りはエアブラシと違ってかなり問題が多いらしい。
基本的にはマスキングはエアブラシ用であって筆塗りではマスキングはしない方がいいらしい。
それとこのパーツ1色目塗装途中で調色してた色が切れてしまう...。
なので別に買ってあったラッカーの塗料に変えたのですが、2色目は水性アクリルなので後でつや消しを吹いた際塗料の違いで艶のかかりが全く違って困ったらしい。
大失敗!その2
マスキングを剥がすとそこはベトベトだった...。
見て分かるようにマスキングテープのののりがこびりついてます。

のりだけならまだしも塗料もうっすらとマスキングテープについてましたね。
同じ日に貼ったほかのパーツも全部同様でした。
原因は恐らくですが、完全に乾燥する前にマスキングテープを貼ったためにアクリル溶剤と反応してのりがくっついてしまったっぽい。
ちなみに4日ほど乾燥したあとで貼ってるのでそれ以上で無いと危険らしい。
同じ日にラッカーのパーツもマスキングしてますが、そちらは問題が無かった。
水性アクリルは問題だらけ....。

ただ、つや消しを吹くのでどちらにしろザラザラになって見た目は全く分からなくなったらしい....。

スミ入れ、つや消しも終わり、足が大体完成した所。
水性アクリルでの塗装なので水性つや消しを吹いてますね。
ちなみにエナメルでのスミ入れは初めてだったりします、いつもアクリルでやってたから。
エナメルのスミ入れは非常に楽だね、すっと流れていくのであまり考えなくて良い。
ですが、ここで大失敗!その3
右の太ももの赤い装甲部分、色が妙にまだらになってます。

なぜか?どうもスミ入れした後エナメル溶剤でふき取った跡がそのまま残ってしまってるらしい。
つや消しを吹くとエナメルでふき取った部分は強くつや消しになって跡が目立ってしまってる感じ。
エナメルは基本的にアクリル溶剤を侵さない...と言う適当な知識でいたのですが、どうも間違いだったらしい。
乾燥時間にもよりますけど溶剤でふき取ってると微妙に塗料が溶け出すのであまり適当にはスミ入れはしない方がいいかなと。
頭部の塗装は全て終了。
髪の毛は見本では先がもっと黒かったのでウェザリングマスターBのサビで色を付けたかなと思います。
左右の出っ張ってる髪の部分は合わせ目けしをしてますけど左はまだ結構目立ちますね。
ホントはサーフェイサーを吹いて確認した方がいいんだけど、サーフェイサーは塗装が剥げた時とかに見た目が悪いので使わなかったらしい。
髪の毛は顔を変更する為に前後に外す必要があって中央で分割されてますが、髪側の一つあるダボを削れば髪をそのまま外して替えられるので髪は合わせ目けしをしてますね。
後ろ髪も消してますが、後ろ髪ってあれパーツ分割する必要性あるのかなと思う。

肌のパーツの基本塗装が終わって太ももはシャドウを入れてお尻は下着の塗りが終わった所。
シャドウは塗装ではなくこれもウェザリングマスターのGとHを使ってウェザリング処理してます。
塗装と違って失敗してもメラミンスポンジで簡単に落とせるので初心者にはうってつけですね。

肌のパーツのインナーのブラックを塗装するためにマスキングテープでグルグル中。
自分では問題無いと思ったのですがこの後失敗する事になる....。

大失敗!その4
先ほどのパーツを塗装してマスキングテープをはがしてたら左の部分が塗装されていないことに気付く。
どうやら必要な部分をマスキングした後周りの部分を簡単にマスキング氏た際に貼り間違えたらしい。
何ともしょうもないミスですね。

大失敗!その5
前の日記で載せてましたが、綺麗にマスキングしていなかった為に隙間から別の部分が塗られてしまったのず。
マスキングは先に周りからマスキングしてその後メインの部分をマスキングした方がマスキングテープの重なり順の関係から失敗しづらいかなと思いましたね。
頭部完成。
顔は練習用で塗装した物。
腰より上が完成。
ここら辺になるともうすぐ完成な感じでワクワクしてきますね。

失敗した塗装の部分を一度溶剤で落として再度塗装しました。
実は前の体の組み合わせの際に太ももも部分的に塗装がはげてしまってたので同じく再塗装しましたね。
微妙に跡は分かるのですが凝視しないと分からないレベル。
こういう時は重ね塗りが基本のラッカー塗料はリペイントがしやすくていいですね。

もしも水性アクリルだったら上手く再塗装できず失敗してるだろうなって思います。

その後ウェザリングマスターで更にシャドウを入れて完成してますね。
プラモの癖に何とも艶かしい太ももである...。

ただ残念な事に臀部のパーツでほとんど隠れてしまうのが残念。
もっと後ろがハイレグ調ならこの太ももを堪能出来るのにと思ったらしい...。
それはさておき迅雷さん完成〜。

人生初の美少女系可動プラモであり人生初のエアブラシでの塗装になりますね。
仮組みの時に一度見てますがやはり塗装したプラモは見栄えが良いですね。
改めて見て非常に可愛らしいプラモだなと思います。

20年ほど前にAFVのプラモの塗装も飽きてガンプラは塗装しなくていいので気楽で良いな〜と思ってたのにまさか塗装する事になるとはね、それも美少女系プラモとか...世の中どうなるか分からない物です。
顔は塗装した物を付けてますね。
股関節はもう少し上に上げられるんだけど、臀部のパーツとの干渉が怖くて上げられないらしい。

ちなみに首の前の部分のパーツが綺麗に塗り分けされていない事に気づく。
キチンと塗り分けしたはずなのだが...?

このパーツ胸部の装甲パーツがなかなか埋め込み出来なかったのでずっと持ってたらつや消しが落ちて妙にツヤツヤ。
横から見てもなかなか可愛い。
後姿も凛々しくて良い感じ。
どうでもいいけど背中の穴の開いた2つのパーツ、未塗装のパーツと塗装見本で色が違うんだよね。
未塗装は黒だけど塗装ではピンクっぽい色になってる。
一応塗装見本どおりにピンクっぽい色にしたんだけどどっちが正しいのだろう。

バンダイのRG 1/144 ガンダムさんとタミヤの1/35 3突さんと並べた物。
RGと同じぐらいかな〜と思ってたら案外迅雷さんの方がかなり大きかったですね。
ある意味ガンダムのこの小ささであれだけのパーツ構成が凄過ぎるんだよね、指の間接が動くというのがありえなさ過ぎる。
バンダイの技術の凄まじさを実感しますが、美少女系キャラの顔の可愛らしさはコトブキヤの圧勝かなと。

前の日記に書いてますが塗装してデカールを貼った顔はデカールの印刷がイマイチで目力に欠ける感じ。

最近高精細の目のデカールがキャラごとに発売されてたりしますが、なぜこんな質の低いデカールが当たり前に入っているのか不思議。
残り3つの表情、及び塗装した物との比較。
非常に可愛らしい顔の表情だね。
だからこそ印刷のドットが目立つのが非常に残念。

未塗装の顔はパーティんぐラインを消してますが、塗装の物は練習用だったので残ってますね。
ちなみにラッカーのハイライトがベトッとくっついてるのが良く分かるかと。
口の開いた物は最初から塗装されてますが、他は塗装されていないのでちょこっと塗装してますね。
つや消しは腕や足などの水性と違ってラッカーで吹いてます。
ガイアカラーのフラットクリアーつや消しとMr.カラーのフラットベース なめらかスムースを混ぜた物を使ってますが、非常に滑らかなつや加減で肌のつや消しには良い感じ。
肌用にはMr.カラーのスーパースムースクリアー つや消しも買ってましたが、こちらもほぼ同じような質感ですね。
表情を変えたりちょこっとポーズを変えたり...。
基本的にポーズを付けて遊ぶ趣味は無いのと塗装剥げが怖くてちょこっとしか動かしてませんが、可動範囲が広いので様々なポーズがとれるかなと思います。
可動フィギュアなので気が向いた時にポーズを変えて見た目を楽しむのはいいかもしれません。
それはそうとやはり塗装して自分で完成させたプラモは愛着が湧きますね。

塗装済み完成品のフィギュアとかって買う時は楽しくても届いて飾った段階で案外関心が薄れてしまうんですよね、その時点で満足してしまって。
その分塗装したプラモは作業する時間も長くて頑張って作るので完成させた後もその過程を思い出して楽しめるみたいなね。
更に可動プラモなので自分の好みに飾れるので尚更かもしれません。
なんとなく人気が出るのが分かる気がしましたね。
そして改めてプラモを作って塗装する楽しみを思い出した感じ。
それはさておき....
迅雷の他にもついでに轟雷も買ってたりします。
更には朱羅 弓兵も2つ目を買ってたりします。
素体モードと武装モードの両方を組もうかな〜と思ってね。
しかもコレに3月に予約した朱羅 弓兵 影衣が追加されるわけです。
そして5月になんとな〜く予約したメガミデバイス アリス・ギア・アイギス 吾妻 楓も同時期に発売なので全部で7つも買った事になりますね。
何というかはまったね、このプラモ高いのに....あ〜お金が飛んでゆく〜〜〜〜〜。

って事でこれからもチョコチョコと組み立てる予定。
ただ弓兵以外は面倒な水性アクリルなので全ての色をラッカーに買い直そうかとムームーお悩み中。
ちなみに昨日ヨドバシで朱羅 弓兵と忍者が普通に安く売られてたので忍者も買いたいな〜と食指が動いてたらしい。
あ〜武装だけ売ってほしいな〜。
